みりめもり

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からだのこと

やっぱり言っておこう 

2016/09/08

やっぱり言っておこう。 
一昨年の秋に病気が見つかって年末に手術をして一年、治療が終わってもうすぐ5か月になります。この間、おかげさまで結構元気に過ごせてきて、普通に仕事とかもしてたんだけど、なんか最近になってようやく気持ちが外に向いてきたような気がします。で、放置してたブログを更新してみたり、ツイッター始めてみたりしてるわけですが、やっぱコレ言っておかないと歯切れが悪くて何かとやりづらいので、言っておきますね。
見つかった病気というのは乳がんと胃がんでして、乳房部分切除とリンパ郭清、胃の2/3を切除する手術をしました。胃がんは幸い早期で「手術後ごはんが食べられるようになればOK」ということで、その後の治療はなしですんでいるのですが、乳がんのほうはそういかず。その後半年間の抗がん剤治療と6週間の放射線治療を受け、現在は半年に一度の経過観察と毎日一錠のタスオミン(タモキシフェンのジェネリック薬)×5年のホルモン治療中…という、乳がん胃がんのがんサバイバー2年生です。(※がんに罹患した人を“がんサバイバー”というらしいです)


いや~、えらいめにあいました^^; 手術で胸はちょっといびつになるし骨折から回復した左腕がまたもや上がらなくなるしご飯食べられるまで一苦労だし、その後の治療では、体はダルイわあちこち痛いわ全身の毛抜けるわ…。
今はもうだいたい大丈夫ですけどねっ! 
腕もあがるしご飯もおいしいし毎日えらい元気です。胸は服着てればわかんないしね。髪もコケシくらいまでに復活してきました^^
でも、がんには完治という言葉はないので、これからわたしはずっと『がん』を意識しながら生きていくわけですが、こうなっちゃった以上、それはそれで悪くないことだなと思う今日この頃。病気をきっかけに生活を見直したり考え方が変わったことで、心身ともに前より健康になった気もするし。がん再発の心配がなくなったわけではないけど、この先何か起こっても、まあなんとかなるだろう。
がんになってみて、一番思ったことは「なんで自分はがんになったんだろう?」ってことなんですけど、自分に起こったことをネット上で知ってもらうことも、きっとその答えのひとつですよね。わたしも同病の人たちのブログやコミュニティにはずいぶんお世話になりました。発言する勇気がなかったのでコメントもせずに読ませてもらっていただけですが、情報的にも気持ち的にもずいぶん助けてもらった(もちろん今も)ので、わたしのも誰かの役にたつことがあるかもしれないですもんね。
…って、ホントは病気がわかった時点からリアルタイムでその様子を発信していればもっとよかったんですけどね^^; こう言えるまで一年以上かかってしまった小心者です^^;;
なので今後ここで猫やらマンガやらTシャツといった話題の中に、いきなり「がん」という言葉が出てくることもあるかと思いますが、びっくりしないでね。  がんって怖い病気だけど、今や2人に1人が罹患すると言われているありふれた病気でもあるので、患者以外の人にも、検診にいってみようとか食事や生活習慣のこと考えるきっかけになってくれたらいいなと思います。
追悼:ペコさん 
ありがとうございました。

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