みりめもり

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からだのこと

どうやって見つかったかっていうと…乳がん編

2016/09/08

わたしのがんがどうやって見つかったか書いておきますね。
乳がんの発見の経緯はこんなカンジ。
だれかの参考になれば。
3年前(2007年)の暮れに姉に乳がんが見つかって手術しました。初期で見つかり手術でキレイに除去できたと聞いていたのに、手術後の病理検査の結果、悪性度が高いということで予定していた放射線治療に加え抗がん剤治療も行うことになり、その経緯にはかなり動揺してしまいました。またこの時、姉が乳がんということは自分もリスクが高いということを知り(※乳がんは家族歴が特に重要視されるので)、また姉からも検診受けることを強く勧められたので、こんど乳がん検診の案内が来たら行ってみようと思いました。(※※おかげさまで姉はその後再発もなく元気です^^)
ところが、翌年(2008年)5月に左肩と手首を骨折してしまい、腕が上がらなくなってしまったので、その年は検診どころではなくなってしまいました。 年末にようやくリハビリが終わり骨折を卒業。腕もちゃんと上がるようになりました。
そして翌年(2009年)3月はじめ頃。


お風呂上がりに、左胸の外側の下の方に爪で押した跡のような小さいへこみを発見。えくぼのようなへこみは乳がんのサインというのは知っていて、もしかしたら…と思ったんですが、触ってみてもしこりは実感できなかったし、自分のそれが“えくぼのような”といっていいものかもわからなかったし、またその場所が骨折で腕が動きづらい間ずっと圧迫されていた部分でもあったので、そのせいだと思うことにしてしまいました。
5月ごろ、いつまでたってもその跡が消えないので、ちょっと不安になってきてネットでいろいろ調べてみました。そしたら、自分のがある場所は乳がんのできる位置としては少ないほう(14%程度)だとわかってひと安心。しこりはすべて悪性というわけではないという記述にも、「そういえば母親も胸にしこりできたけどがんじゃなかったってことがあったしな」と、もう一安心。この頃は春から始まった週刊誌連載とTシャツ屋の旬の時期とが重なってとても忙しかったのもいいわけに、またもや変に自分を納得させてしまいました。
7月末ごろから22年間いっしょに暮らしてきた老猫の具合が悪くなって寝たきりになり、9月のはじめに逝ってしまいました。この間に胃がちょっと悪化したみたいでムカムカしたり痛くなることが何度かあり、胸のへこみもあいかわらずあり少し固く大きくなった気もしたけど、それどころではありませんでした。
猫の死から一か月が過ぎ気持ちも少し落ち着いてた10月始め。猫の介護がなくなってから胃は少しよくなった気もするけど、胸のこともあるからやっぱり一度見てもらおうと、急に思い立って近所のクリニックに行きました。で、翌日エコー検査をし、その場でほぼ乳がんと診断され、その日のうちに静岡がんセンターというがん専門病院を紹介されました^^;
前日このクリニックのA医師にエコー検査をすぐやろうと言われた時、7,8割アウトだなと思ったので、この日はそれほどショックではなかったけど、同居する夫の親と実家の親になんていうかをひたすら悩みながら帰宅。とりあえず姉にはメールで報告しておきました。
夫の第一声は
「マジでーっ」
でした^^; 
って、かんじで、
乳がんに関しては発見から受診まで、もしかしたらと思いつつ7か月、乳がんを意識するようになってからは3年もかけてしまいました。ダメダメですね^^;;; もし3年前にすぐに検診に行ってたら姉と同じ程度で見つかって、リンパ郭清までしなくてよかったかもしれませんもんね。(※乳がんは10年とか20年とかかけて育つらしいいので、たぶん3年前にはわたしにももう乳がんはあったと思うのです。) もう数カ月遅れてたらもっとやっかいなことになっていたようなので、ギリギリセーフだったかなってところです。 よく言われる乳がんの早期受診・早期発見っていうのは、こういう意味で大事なんだと思います。
…、というわけで、
みんなは乳がん検診を受けてね。
何か気になるものを見つけたら
すぐ病院行ってみてね。

なんでもなければ、すばらしいし
万が一なんか見つかっても、あとのダメージが少なくてすむんで。

-からだのこと

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